「かゆみ」に抱きつきは効果的だが、リミットがある!!
「かゆみ」の原因は様々ですが。
1、皮膚が炎症を起こしているもの。
2、皮膚の中、神経が炎症を起こしているもの。
3、他の病気が原因で起こるもの。
4、心理的原因で起こるもの。
身体接触は、母親と児の母子相互作用を高め、安堵感や前向きな気持ちを抱くことができ、児には精神的安定をもたらした。
とあります。
母親と子どもの接触がお互いの不安を消す作用があり。
これは保育士さんが行っても子どもには安心感が出たと論文にあります。
信頼度がある人から抱きしめられると精神的安定が得られる。
不安が消えると4番目の心理的原因が和らぐかもしれません。
ただ、これには問題があります。
子どもは、活動範囲が広くなり、年齢も「いやいや期」へと向かう。そのため、母親は物理的にも、精神的にも負担が大きく、タッチケアを継続することが困難となる。
子どもがいやいや期になるとタッチケアが難しくなる。
年齢を重ねてしまうと、母親が抱きしめることが難しくなりますね。
思春期を迎えると、「本当にやめて」ってなります。
その時には、母親から恋人へシフトしています。
乳児期から身体的接触を繰り返していると幼児期も精神的に安定している確率が上がる。
母親だけではなく、多くの方が子どもと関わることで「かゆみ」の予防につながる。
そんなことを感じた論文でした。
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