かゆいところをかいたら、肌が荒れるってわかっていてもかいてしまうのはどうして?

かゆいところをかいたら、肌が荒れるってわかっていてもかいてしまうのはどうして?

参考にした本

サピエンス全史


「ダイエットは明日から」

「今日は楽しんで明日からがんばろう」

などなど。

誰もがやっている、明日から。

周りから見ると「今やった方がいいのに」って思いますよね。

合理性ではそうなんですが、人間の脳はまだ昔のまま。

野生丸出しの頃といえば。

「明日はどうなるかわからない」


「かゆみ」もかいたら、よけいにかゆくなるとわかっている。

知っているけど、かいてしまうのは。

未来の不安より、現在の満足を得ようとする。

問題の先送りをしてしまう。

脳がそのような構造になっているからです。


「かいてしまうのは仕方ない?」

そんなことはなくて、かゆみが治まった状態を知ること。

これが「幸せだ」と感じられるとかこうとは思わないです。

「かゆみ」を感じやすいのは夜です。

夜寝ているときにかきむしってしまうことで肌がボロボロに。

夜ゆっくり寝れるようになる。

脳が現在を大事にするのであれば。

脳が「夜寝れる>かく」と認識するようにしてみてはどうでしょうか?



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「かゆみ」コラム 〜愛知県春日井市 みやこ内科クリニック〜

愛知県で体の中からかゆみ治療をしているみやこ内科クリニックです。体がかゆい、薬を塗ってもかゆい、かゆくて寝られないなど、かゆみの相談を毎日受けています。「かゆみ」の相談をする場所が少ないこともあり、他県からも来院されます。かゆみはつらい症状の一つで治療ができるのだということが世の中に広まればと思い、このコラムを書くことにしました。