湿疹を引っかくと悪化する。引っかくと神経が過敏になってまたかゆくなる。
Exacerbating factors of itch in atopic dermatitis
日本語題:アトピーの悪化要因
アトピー性皮膚炎の相談が増えている。
まずはアトピー性皮膚炎になる理由です。
Eczema or exudative papules are accompanied by strong itch, and excoriation and new papules develop due to scratching
Skin hypersensibility, where other non-itch senses, such as pain and heat, are felt as itch, sometimes occurs in AD. Abnormal elongation of the sensory nerve into the epidermis, as well as sensitizing of the peripheral/central nerve, are possible causes of hypersensitivity, leading to itch.
和訳と要約
「湿疹または滲出性丘疹は強いかゆみを伴い、引っかきによる新しい丘疹が発生する。
痛みや熱などかゆみではない感覚がかゆみと感じられる皮膚の過敏性は、時にはADで起こる。末梢/中枢神経の感作と同様に、感覚神経の表皮への異常な伸長は、過敏症の原因であり、かゆみをもたらす。」
他の人がかゆいと思わないことでも「かゆみ」を感じてしまう。
これがやっかいですね。
では、どんなことが原因となるのか?
AD is characterized by itch preceding dermatitis, and symptoms and response to treatment are different in early infancy and after childhood. Thus, elucidation of the distinctive mechanism leading to itch related to AD for each age range is required. Furthermore, itch related to AD is aggravated by heat, sweating, wool fibers, emotional stress, certain foods, alcohol, and the common cold.Especially the first three are known to be related to factors that aggravate clinical itch.
和訳と要約
「ADは先天性皮膚炎を特徴とし、初期の幼児期および小児期に症状および治療が異なる。ADに関連するかゆみは、熱、発汗、羊毛繊維、感情的ストレス、特定の食品、アルコール、および風邪によって悪化する。特に最初の3つは臨床的にかゆみを悪化させる要因に関連することが知られている。」
熱、発汗、羊毛繊維はかゆみを悪化させる要因として知られている。
羊毛繊維は予防できるのですが。
熱、発汗での予防は難しいです。
特に夜寝るとき。
寝ているときにコップ一杯分の汗をかいていると言われますよね。
寝ている時は発汗、そして皮膚の温度は高くなります。
熱と汗の両方が睡眠中には同時に起こる。
無意識なので引っかいてしまい丘疹になりやすい。
アトピー性皮膚炎は、夜のかゆみをどうするのか?
ここが治療のポイントです。
0コメント