【かゆみの行動経済学】ジムチョーの本棚から学ぶ、手放すことは難しい

【かゆみの行動経済学】ジムチョーの本棚から学ぶ、手放すことは難しい。

これを保有効果と言います。


「いつか使うかもしれない」

「これには思い出がつまっている」

自分が買ったものに価値を感じてしまいますよね。


買うときに「これはいい」って思って買ったわけですから。

後になって、「使わなかった」って思うと腹が立ちます。


本もそうですが、スキンケア商品も同じ。

CMを見て、良さそうだと思って買った。

思ってる効果がなかった、自分の肌に合わなかった。

「せっかく買ったから」となくなるまで使ってしまう。

塗り方を工夫をして使い続けてしまう。

これが保有効果です。

長く持っている、もしくは値段が高かった場合は強くなります。

「テレビを買う時に、あなたのテレビ下取りします」って広告があるのも。

あなたのテレビには価値がある。と背中を押す効果を狙っています。


スキンケアの場合は本と違って皮膚に影響が出てしまいます。

いち早くやめた方がいいのはわかっているけど、やめられない。

それが人間なんです。


じゃあ、保有効果を軽減するためには?

人間には保有効果があるということを知っておいてください。

本来の目的は、潤いのある肌を手に入れることで、これを使うことではない。

と認識することです。


使ったスキンケア商品で

「赤く腫れた、かゆみが出たら使うのをやめる。」

そして医師に相談をしましょう。


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「かゆみ」コラム 〜愛知県春日井市 みやこ内科クリニック〜

愛知県で体の中からかゆみ治療をしているみやこ内科クリニックです。体がかゆい、薬を塗ってもかゆい、かゆくて寝られないなど、かゆみの相談を毎日受けています。「かゆみ」の相談をする場所が少ないこともあり、他県からも来院されます。かゆみはつらい症状の一つで治療ができるのだということが世の中に広まればと思い、このコラムを書くことにしました。