【かゆみの行動経済学】ジムチョーの本棚から学ぶ、手放すことは難しい。
これを保有効果と言います。
「いつか使うかもしれない」
「これには思い出がつまっている」
自分が買ったものに価値を感じてしまいますよね。
買うときに「これはいい」って思って買ったわけですから。
後になって、「使わなかった」って思うと腹が立ちます。
本もそうですが、スキンケア商品も同じ。
CMを見て、良さそうだと思って買った。
思ってる効果がなかった、自分の肌に合わなかった。
「せっかく買ったから」となくなるまで使ってしまう。
塗り方を工夫をして使い続けてしまう。
これが保有効果です。
長く持っている、もしくは値段が高かった場合は強くなります。
「テレビを買う時に、あなたのテレビ下取りします」って広告があるのも。
あなたのテレビには価値がある。と背中を押す効果を狙っています。
スキンケアの場合は本と違って皮膚に影響が出てしまいます。
いち早くやめた方がいいのはわかっているけど、やめられない。
それが人間なんです。
じゃあ、保有効果を軽減するためには?
人間には保有効果があるということを知っておいてください。
本来の目的は、潤いのある肌を手に入れることで、これを使うことではない。
と認識することです。
使ったスキンケア商品で
「赤く腫れた、かゆみが出たら使うのをやめる。」
そして医師に相談をしましょう。
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