「痛み」を抑えるのに効果がある「モルヒネ」
「痛み」と「かゆみ」が同じ神経であって、同じ原因で起こるなら。
「痛み」に効果があるモルヒネでもかゆみは収まるはず。
ですが、モルヒネの副作用に「かゆみ」があります。
作用機序を詳しく解説してもいいのですが。
モルヒネを打つと出る「ダイノルフィン」が出て「βエンドルフィン」が減ると「痛み」が抑えられ。
逆に「βエンドルフィン」が増えて「ダイノルフィン」が減ると「かゆみ」が抑えられる。
詳しいことはこれくらいで。
「痛み」の治療をしても「かゆみ」が治らない。
「痛み」治療と「かゆみ」の治療は違うということの証明です。
痛みは多くの人が共通して起こります。
例えば、怪我や骨折などですね。
怪我をすると誰でも痛いです。感じ方の大小はありますが。
ではかゆみはというと。
「乾燥肌」はかゆい人もいるし、かゆくない人もいる。
同じ症状でもそこから「炎症」を起こしたら、かゆみを生じる。
「炎症」を起こさなければ「かゆみ」を生じない。
「痛み」「かゆみ」は治療法が異なります。
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