化粧の歴史に革命を起こしたのは女子高生だった!!
かゆみ治療をして、かゆみが治ると。
女性の場合、とても綺麗に化粧をされて来院されます。
化粧の歴史について調べてみました。
大名家の中には「化粧書」と呼ばれる書物を編纂する家もあった。
礼法の手順書が膨大なため、化粧の部分を独立させた結果、化粧書と呼ばれる書物が成立した。
やがて化粧が町衆の女性にも普及するようになると、町衆女性の化粧の第一義は身嗜みという位置づけが広まり、そうした意識が醸成された。
元々は貴族が行っていたものが、武家に引き継がれ、そして町衆に広がる。
今でも芸能人が使っていると聞くと、それを使うようになる。
同じような感覚でしょうね。
礼儀作法として化粧が書かれていたので、身嗜みとして化粧をする。
今でもなんとなく身嗜み感はありますよね。
予断ですがこの論文に、この頃は結婚すると眉を落としたのですが。
絵には全て眉が入れられている。
儀式的に眉を落としてはいたけど。
眉があったほうが綺麗だって絵師が思ったのか、本人の要望か聞いてみたいところです。
どっちにしても、眉がないのは変だなって思ってはいたのかな。
1995年に突如「女子高生ブーム」と呼ばれる現象が始まった。
独特の行動はファッションや化粧は元より、仲間同士で使う言葉や仲間同士の間でのコミュニケーション方法などがあった。
身嗜みから個性へと化粧を変革したは女子高生だったとは。
この頃から、付け睫毛などのメーク道具が至るところで売られるようになったように思います。
さらに化粧が免疫機能を高めて病気の予防や回復に役立つことや、認知症やうつ病、PTSDの症状の軽減や回復に役立つことも、化粧品メーカーの活動によって広く知られるようになった。
化粧をして美しくすることで病気にいい。
身嗜みとして、義務的に行っていたものが。
女子高生をきっかけに楽しむものとされ。
そして、自分が明るく前向きになれる手段としてするようになった。
楽しく化粧をするためには、肌が健康的な方がいい。
肌が美しいと、気持ちが前向きになって病気の予防につながる。
肌が健康的だと、外敵からの予防につながるので。
健康的な肌が人生を豊かにするなと思った。
そんな論文でした。
今回引用した論文
わが国における化粧の社会的意味の変化について(論文へ飛びます)
著者 石田かおり
0コメント