「肌荒れが」先か「かゆみ」が先か?

「肌荒れ」が先か「かゆみ」が先か?

「肌荒れ」になってから「かゆみ」が起こるのか?

「かゆみ」が起こって、かくから「肌荒れ」が起こるのか?


この研究をされた方がいます。

サイエンスポータル(2017年3月3日掲載)

「アトピー性皮膚炎の痒みスイッチ「EPAS1」タンパク質発見」によると。


「アトピー遺伝子」を持ったマウスを2匹用意。

「かゆみ」反応をするマウスから検出されたタンパク質「EPAS1」

これを体内で作られなかったら、「かゆみ」は起こらないと考え。

1匹は「EPAS1」が体内で作られる普通のマウス。

もう1匹には「EPAS1」が体内で作られないようにしたマウス。


結果どうなったのか?

かゆみがあるマウスはかいて皮膚がボロボロになったけど。

かかなかった方は、普通のマウスと変わらなかった。


このことから何がわかるのか?

「アトピーの素養があっても、かゆみがなければアトピーが発症しない可能性がある」ということ。


「かゆみ」が起きて、かいたら「肌荒れ」を起こす。

「かゆみ」をコントロールすることができれば。

アトピー性皮膚炎の「肌荒れ」がなくなるのであれば。

これはアトピー性皮膚炎の悩みである

「かゆみ」と「肌荒れ」の二つが解決します。


現在アトピー性皮膚炎で悩んでいる方もこれは有効だと考えます。

「かゆみ」をコントロールしてから「肌荒れ」治療をする。

この順番で行えば、アトピー治療も効果が期待できます。

みやこ内科クリニックでは「かゆみ」を体の中から抑えて。

抑えている間に、かかないようにしてから肌荒れを治療しています。


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「かゆみ」コラム 〜愛知県春日井市 みやこ内科クリニック〜

愛知県で体の中からかゆみ治療をしているみやこ内科クリニックです。体がかゆい、薬を塗ってもかゆい、かゆくて寝られないなど、かゆみの相談を毎日受けています。「かゆみ」の相談をする場所が少ないこともあり、他県からも来院されます。かゆみはつらい症状の一つで治療ができるのだということが世の中に広まればと思い、このコラムを書くことにしました。