「かゆみ」を引き起こす物質を注射したらどうなる?

「かゆみ」物質を注射したらどうなる?

かゆみの動物実験(日薬理誌,2007,386~392)によると。

犬に「かゆみ」物質のヒスタミンやコンパウンドを皮内注射したところ。

疼痛様反応を示した。

皮内注射は、この表皮と真皮の間。

ここに、かゆみを起こす神経があるのでそこに「ヒスタミン」を注射。

犬は、かく動作ではなくて。

「痛い」という反応を示したと書いてあります。

じゃあ、動物が起こす「かゆみ」反応はどのようなものがあるのか?


動物が起こす「かゆみ」反応

・かく

・擦る

・噛む

・舐める

この動作が「かゆみ」に対する反応で。

これらの動作をかゆみの指標としています。

犬に「ヒスタミン」を注射したことろ、痛そうにした。

これが研究結果です。

この「かゆみ」行動は参考になります。

「かゆい」って言ってくださる方はいいですが。

それを訴えられない、子どもの観察項目としては参考になります。


このコラムはここで終わりなんですが。

これでは少ないので、ジムチョー視点を書きますね。


ここからはジムチョーの想像です

「この実験結果に犬の記載が3行とあまりに少ない。

注射したら「ギャインギャイン」と叫びながら。

大暴れしたんじゃないかと。

犬は予防接種とかしていますからね。

「注射は痛い」と覚えている可能性もなくはない。

研究がマウスになってるから。

犬が研究室で大暴れして、研究室を駆け回って。

大変だし怖かったんやと思う。」


この研究は、その後にマウスで行なっています。

そこにはいろんな条件で試していて興味深い。

それはまた今後記載していきたいと思います。

「かゆみ」コラム 〜愛知県春日井市 みやこ内科クリニック〜

愛知県で体の中からかゆみ治療をしているみやこ内科クリニックです。体がかゆい、薬を塗ってもかゆい、かゆくて寝られないなど、かゆみの相談を毎日受けています。「かゆみ」の相談をする場所が少ないこともあり、他県からも来院されます。かゆみはつらい症状の一つで治療ができるのだということが世の中に広まればと思い、このコラムを書くことにしました。