「かゆみ」を感じやすい場所と「かいたら気持ちがいい場所」どこだ~~。
「かゆみ」を感じやすい場所。
「かゆみ」を感じやすい場所とかいたら「気持ちがいい」と認識する場所。
これを調べている論文を発見。
Scratching an itch is perceived as being pleasurable. However, an analysis of topographical variations in itch intensity, the effectiveness of scratching to provide itch relief and the associated pleasurability has not been performed at different body sites.
和訳と要約
「かゆいところをかくのは楽しいです。かゆみの強さの感じやすさ、かいたらかゆみが治まって気持ちがいいと認識されるのかを異なる身体部位で検証していない。」
「かゆみ」を感じやすく、引っかき行動をしやすい場所を知ることができれば。
無意識でやっていることに注意を向けられるかもしれない。
そう思って論文を取り上げました。
The results of this study show topographical differences in itch intensity, itch attenuation by scratching, and the associated pleasurability. Cowhage-induced itch was perceived most intensely at the ankle, while the attenuation of itch by scratching was most effective on the back.
Similarly, pleasurability reached higher amplitudes at the ankle, followed by the back and forearm.
和訳と要約
「身体部位によって、かゆみのつよさ、引っかいた後のかゆみの治まり方に違いがあった。
かゆみを感じやすいのは足首で、引っかいた後にかゆみが減りやすいのは背中でした。
かいたことで快楽を得やすいのは、足首が一番高く、ついで背中、そして手首となった。」
体の部位で一番かゆみを感じやすいのが足首とは意外でした。
背中かなって思ったんですよ、孫の手とかあるくらいですから。
その孫の手をよく使うのが、私の祖父なんですが。
すごい気持ち良さそうにかくので、気持ちがいいのは背中かなって思っていたのですが。
足首なんですね。
背中は、手が届かなくて困ったという記憶が強いのかもしれないです。
今回も事務長で実証実験
今回も弟である事務長にかゆくないけど、足首と手首と背中をかいてもらいました。
どこが気持ちいいかを聞いてみると。
かけって言われた場所じゃない、「二の腕がかゆいから、そこをかいていい?」って言われました。
これだけ調べたのですが。
結局、かゆい場所がかゆい。
ということに改めて気が付きました。
今回引用した論文
The Pleasurability of Scratching an Itch: A Psychophysical and Topographical Assessment(海外論文サイトへ飛びます)
日本語題:かゆみを掻くことの快適性:心理物理的および身体部位の違い
著者:G.A. bin Saif,A.D.P. Papoiu, L. Banari,F. McGlone,S.G. Kwatra, Y.-H. Chan,and G. Yosipovitch
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