「かゆみ」には熱いシャワー?それとも冷やす?

「かゆみ」が起きた時の対処法

「かゆみ」が起きた時に、熱めのシャワー。

これはジムチョーが言うように気持ちがいいって感じます。

熱いシャワーやお風呂に入る。

でも、出た後にぶり返してしまう。

これはどうしてかというと。

全身を掻きむしった状態と同じです。

そして「かゆみ」に対して温めるのは逆効果です。

その理由は「かゆみ」の原因を考えればよくわかります。


「かゆみ」の原因は何か?

それは「炎症」です。

「炎症」とはどんな状態なのかというと。

「発赤」「腫脹」「疼痛(かゆみ)」「熱感」が起こっている状態です。

この「熱感」、その名の通り熱を持ちます。

「かゆみ」がある時は、この熱を取るのも大事なこと。

その時に熱いシャワーをかけてしまうと逆効果。

「炎症」を増強してしまいますよね。


お肌にとって大事な、潤いも気化熱で奪います。

保湿が大事なのに、潤いを奪ってはこれも逆効果。


冷やすのがベストなのか?

冷やすのも「かくよりマシ」ということです。

結局、かゆみの原因を取り除かない限り「かゆみ」は続きます。

その場しのぎに過ぎません。

「かゆみ」を根本から治療しないと、つらい状況は続きます。


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「かゆみ」コラム 〜愛知県春日井市 みやこ内科クリニック〜

愛知県で体の中からかゆみ治療をしているみやこ内科クリニックです。体がかゆい、薬を塗ってもかゆい、かゆくて寝られないなど、かゆみの相談を毎日受けています。「かゆみ」の相談をする場所が少ないこともあり、他県からも来院されます。かゆみはつらい症状の一つで治療ができるのだということが世の中に広まればと思い、このコラムを書くことにしました。